安全網があるから、人は高く飛べる
空中ブランコ挑戦から考える、職場の安全衛生とメンタルヘルス
このたび、岡山忍者隊「葉隠」頭領として、木下大サーカスの空中ブランコに挑戦してまいりました。
カンヌ映画祭、パリの美術館での忍者デモンストレーションに続く、一生に一度ともいえる大きなチャレンジです。
若手団員の皆さんに交じって練習を重ねる中で、普段使わない筋肉が痛くなり、手のひらのマメがはじける痛みも経験しました。
本番では、残念ながら相手の手をつかむことはできませんでした。
それでも、地上13メートルの高さに立って見えた景色、そして大観衆の皆さまの声援がくれた勇気は、一生忘れられないものになりました。
今回の挑戦を通じて感じたのは、人は一人では高く飛べないということです。
空中ブランコは、勇気だけで飛ぶものではありません。
日々の練習、指導してくださる方、支えてくれる仲間、そして安全に挑戦するための環境があって、初めて一歩を踏み出すことができます。
これは、企業活動にも通じます。
新しい仕事、難しいプロジェクト、役職の変化など、職場にも多くの「挑戦」があります。
しかし、社員に挑戦を求めるだけでは、安心して力を発揮することはできません。
・体調の変化を相談できる環境。
・メンタル不調に早く気づく仕組み。
・無理をしすぎない働き方。
・失敗を責めず、学びに変える職場風土。
こうした“見えない安全網”があるからこそ、人は前向きに挑戦できます。
また、努力には負荷が伴います。
しかし、痛みやつらさを美談で終わらせてはいけません。
疲労、睡眠不足、気分の落ち込み、集中力の低下などは、身体や心からの大切なサインです。
挑戦を続けるためには、自分の状態に気づき、早めに相談できる環境を持つことが大切です。
産業医は、企業の挑戦を止める存在ではありません。
働く人が健康に、安心して挑戦し続けられるよう、安全衛生とメンタルヘルスの面から支える存在です。
岡山メディカルパートナーは、これからも産業医として、働く人と企業にとっての“安全網”となり、企業が元気に挑戦できる職場づくりを支えてまいります。
そして岡山忍者隊「葉隠」としても、挑戦することの大切さを次の世代へ伝え、岡山を楽しく盛り上げてまいります。
挑戦は、成功したときだけ価値があるものではありません。
挑戦した人の中に、必ず次への力として残ります。
安全網があるから、人は高く飛べる。
今回の空中ブランコ挑戦から、改めてそのことを学びました。
岡山メディカルパートナー 矢田
関連記事・動画
今回の挑戦の様子は、山陽新聞、RSK山陽放送でもご紹介いただきました。
山陽新聞の記事・動画はこちらです。
https://www.sanyonews.jp/movie/detail/1971759
RSK山陽放送の記事はこちらです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/2875631
木下大サーカス公式Instagramリールはこちらです。
https://www.instagram.com/p/DcGNDWBJeM-/?hl=ja
