ニュース紹介「岡山県の2023年の労働災害 死傷者は2344人で過去20年で2番目に多く」

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経営者や安全衛生担当者の方に読んでほしい記事を見つけたので、ご紹介します。

 岡山労働局によりますと、岡山県で2023年に労働災害によって亡くなった人や4日以上休むけがをした人は2344人で、前年より162人増え、過去20年で2番目に多くなりました。

岡山県で労災による死傷者数が2300人を超えるのは2005年以来です。死者数は17人で、2022年より6人増えました。

業種別では「製造業」の543人が最多で、病院や介護施設などの「保健衛生業」が393人、「運輸交通業」が385人などとなりました。

また、事故別の件数では「転倒」が最多の603人、腰痛など「動作の反動・無理な動作」が386人、「墜落・転落」が369人でした。

岡山労働局は、慢性的な職場の人手不足による、労働者1人あたりの労働量や高齢労働者が増えたことが労災事故増加の要因の1つだとしています。

また、機械や設備に起因する労災事故は年々減少傾向で、転落や腰痛などの作業者の体力減少などによる労災事故が増えている傾向にあるとしています。

岡山労働局は、事業者にさらなる安全対策の徹底を呼びかけるとともに、1人1人が気を付けて作業してほしいとしています。

KSBニュースWEBページより引用
https://news.ksb.co.jp/article/15281890

 

 

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