桃花ほころぶ春の日に――くらねら果樹園「神桃祭祀」執り行われる
令和七年三月三十日(日)、春のやわらかな陽ざしに包まれて、岡山県玉島の「くらねら果樹園」にて、桃の豊穣と自然への感謝を祈る神事「神桃祭祀(かみももさいし)」が執り行われました。
この果樹園は、弊社が支援する「恋する農業男子」プロジェクトのリーダーが心を込めて育てる桃畑。自然と向き合いながら農に取り組む仲間たちの汗と願いが詰まった場所です。
当日は羽黒神社より宮司様をお迎えし、畑の一角に設けられた祭壇にて、祝詞(のりと)が厳かに奏上されました。
大地への感謝とともに、美味なる桃の実りと、平和な日々の継続を祈る声が澄み渡るなか、恋農メンバーによる巫女舞「浦安の舞」が奉納されました。
風に揺れる白衣と緩やかな舞に、参列者の心もまた静かに澄みわたっていくようでした。
この春は寒さが長引き、桃の開花はまだ一分咲き。それでも、神事のさなかにふくらみ始めた蕾がそっとほころぶ様子に、春の息吹を感じ取ることができました。
神事の後には、参加者の皆さまに桃の「受粉体験」をしていただきました。
白い綿毛をまとった筆で、ひとつひとつの花に丁寧に受粉を施す作業は、命をつなぐ尊さを感じさせてくれるもの。女子ソフトボールチーム「ピーチブロッサムズ」の皆さんも真剣な眼差しで取り組んでくださいました。
さらに今年は、会場に忍者が現れるというサプライズも!
忍者と一緒に殺陣(たて)の稽古を体験したり、手裏剣投げに挑戦したりと、選手の皆さんの大活躍に笑顔あふれるひとときとなりました。
自然のめぐみをいただくことへの感謝、そして未来へとつながるいのちへの願い――
くらねら果樹園の神桃祭祀は、今年もまた、心に深く残る一日となりました。
ご参列いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
私たちはこれからも、食と健康、そして地域農業への支援を通じて、心豊かな未来を育んでまいります。
実りの季節を、どうぞ楽しみにお待ちください。